車とトミカのブログ

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車好きの、車好きによる、車好きのためのブログ。今はミニカー紹介がメイン。久々の記事更新に向けて準備中...

【トミカプレミアム】32 フォルクスワーゲン タイプⅠ / ビートルの開発経緯と国民車構想について解説【ビートル】〔記事No.90 / No.90.5〕

どうもこんにちは。

ガストのドリンクバーにドクターペッパーがあって少し嬉しかった主です。ちょっと飲みすぎた…

今回はこちら

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フォルクスワーゲン

トミカプレミアム 32 フォルクスワーゲン タイプⅠ

価格(定価):800円+税(880円)

価格(購入):560円+税(616円)

購入場所:ビックカメラ

発売日:2019年10月19日(土)

スケール:1/58

アクション:サスペンション

色:黄色(テキサスイエロー)

ここで実車について…

フォルクスワーゲン タイプ1はフォルクスワーゲンの名車で、「ビートル」として親しまれている。日本では名探偵コナン阿笠博士ルパン三世の銭形警部が乗っていることで有名。1983年~2003年の65年間という長い期間生産され、世界各地で販売、タイプ1単一モデルでの累計販売台数は2152万9464台世界最多。ホンダのスーパーカブ(1億台以上)に次ぐ記録で、自動車の歴史に名を残す名車

ナチス・ドイツヒトラーアウトバーンの建設」と「国民車構想」(後述)という政策を打ち出し、ポルシェ氏に「フォルクスワーゲン」の開発を依頼したことがフォルクスワーゲン タイプ1の始まり。

「黄色いビートルを見るといいことが起こる」「一日に10台以上ビートルを見ると幸せになれる」などの都市伝説が流行したこともあったらしい。

フォルクスワーゲン タイプⅠ

販売期間:1941年〜2003年

定員:5人

エンジン:水平対向4気筒(1.0L~1.6L OHV)

最高出力/トルク:25~60PS

型式名称:-

エンジン名称:-

トランスミッション:4MT/3SAT

新車価格:74万円~80万円(50年当時)

その他:生産台数は2152万9496台 世界最大

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今回はワーゲンビートルの愛称で親しまれるフォルクスワーゲン タイプ Ⅰです。

日本では名探偵コナン阿笠博士が乗っていることで有名ですが、実はこの車、四輪車の中で世界で一番生産された車なんです。

なぜ世界一生産されることになったのか、追求してみましょう。

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この車の開発経緯を語る上で欠かせない人物、それは独裁者と言われるナチス・ドイツの「アドルフ・ヒトラーです。実はヒトラー結構車好きだったりします。
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ヒトラーが首相に就任して間もなく、ドイツの遅れていた道路事情を他国に追いつかせるためにアウトバーンを建設しました。あの制限速度のない高速道路です。
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そしてヒトラー「車は国民皆が乗るべきだ!」って言ったんですよね。それが「国民車構想」です。

当時の世界は今で言うセンチュリーのような高級車しか走ってなかった(というよりもそのぐらいのお金持ちじゃないと買えなかった)んですよね。
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要するにヒトラーは、「誰でも買える安くて高性能な車を作れ!」ってことを言ったんです。安かろう悪かろうじゃだめなわけで、厳しい条件がありました。低燃費とか…丈夫とか…維持費が安いとか…

そこで一人の博士が出てきます。そう、それが阿笠博士ポルシェ博士。彼もヒトラーと同じことを考えていたわけです。そんなわけでヒトラーポルシェ博士に開発を頼むわけです。
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ってことで国とポルシェ博士を挙げた開発が始まったわけです。

んなもんで完成しそうなときに第二次世界大戦が勃発・・・

色々とあって戦後に国営企業フォルクスワーゲン社から発売されることになりました。

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ちなみに、スバルの360も戦後の日本で同じような「誰にでも買える安くていい車を作る」という考え方で作られた車です。360は「マイカー」という言葉を作り出しました。結果的に360は12年間にわたり39万台を販売しました。

ビートルにしても360にしても、安くて良い車だった。つまり、コスパ最強!!」ってのが売れる車の要因ってわけですね。

ビートルの「かぶと虫」に対して360は「てんとう虫」の愛称で呼ばれています。
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どちらも何年もかけて作り上げられた、技術者の努力と執念と魂の結晶です。本当の意味での『名車』っていうのはこういうことなのかもしれません。

今度、ちゃんとした記事を作ります。

長々と語ったところで本題に入ります↓

フロント

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丸いヘッドライトはクリアパーツで再現されていて、ボンネットやフロントフェンダーが造形されています。
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フロントバンパーは別で造形されていて、ボンネットの上の部分にはフォルクスワーゲンのエンブレムが印刷で再現されています。

ビートルはリヤエンジンなので、フロントにはスペアタイヤや工具などが入っています。

左側面

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ドアノブやモールは印刷で再現されていて、ホイールは専用パーツになっています。

丸っこいボディーが特徴的です。

リヤ

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テールランプはクリアパーツ、リヤバンパーはフロントと同じで別で造形されています。

右側面

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左側面と変わりません。

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他の車と比べてのっぺりしています。

裏側

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上から順に「TOMICA」「ⒸTOMY」「2019 S=1/58」「Volkswagen TYPE Ⅰ」「MADE IN VIETNAM」の記載です。

ー総評ー

全体的にシンプルな構造の車ですが、細部まで再現が行き届いていました細かい塗り分けクリアパーツのテールランプ別パーツで造形されたバンパーなどなど…とてもリアルでした。

F40のついでで買った車種でしたが、車についての知識も増えて思っていたよりも良いトミカが手に入ったので満足度は高いです。

ー関連記事ー

同じ月に発売の人気車種、フェラーリのF40です。 

ー注意ー

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