どうもこんにちは。
ボディーソープとシャンプーを間違えてしまったために体じゅうがスースーしている主です。
そんなことはどうでもよくて、今回はこちらの名車…
ハコスカGT-R!!
価格(定価):800円+税(880円)
価格(購入):784円+税(792円)
購入場所:ビックカメラ
発売日:2020年4月18日(土)
※4月25日に延期 コロナウイルスの影響か
スケール:1/61
アクション:サスペンション / 左右ドア開閉
色:白(ホワイト)
ここで実車について…
レースで勝利するために生まれてきた車「スカイライン GT-R」。
日産自動車との併合を控えたプリンス自動車が第3回日本グランプリを制したレーシングカー「R380」のGR8型エンジンをベースにした「S20」を搭載。スカイラインのスポーツグレードとして市販され、レースでは通算50勝を達成。
1970年には前期型の4ドアセダンから後期型の2ドアハードトップへ大幅改良。ホイールベース70mm短縮やリヤのオーバーフェンダー装着など、劇的な性能向上が実現した。
販売期間:1970年〜1972年
定員:5人
エンジン:直6 (2.0L DOHC)
最高出力/トルク:160PS/176Nm
型式名称:KPGC10
エンジン名称:S20
トランスミッション:5MT
新車価格:154万円
開発責任者:櫻井眞一郎
その他:生産台数 1197台
本ブログ初紹介となるハコスカGT-Rです。ハコスカGT-Rは日産と併合した弱小自動車メーカー「プリンス自動車」の技術者の意地と魂が生み出した車です。
プリンス自動車は当時最高峰の性能であったスカイラインで日本グランプリに参戦しました。しかし、ライバルメーカーの「無改造での参戦」という申し合わせの無視や圧倒的高性能のポルシェの参戦によって屈辱的な惨敗をしました。
そんな中、プリンス自動車は日産との併合が決まり、第三回日本グランプリがプリンス自動車としての最後の参戦になりました。
プリンスの技術者は、プリンスの前身である中島飛行機時代に、世界最高の戦闘機と呼ばれた零式艦上戦闘機(ゼロ戦)のエンジン「榮」の開発をしていました。ゼロ戦の技術を生かしてプリンス最後のレーシングカー「R380」を開発し、プリンスの意地をかけた最終決戦である第3回日本グランプリに参戦しました。
結果、二位と3周も引き離して見事に優勝しました。プリンス自動車の技術者たちは、併合後も日産自動車で活躍し、R380は優秀な成績を残しました。
そのR380に搭載されたエンジンを市販仕様に改造して搭載した車があの最強の「スカイライン GT-R」です。ハコスカの愛称で呼ばれ、レースで50勝という歴史的快挙を成し遂げました。
R380やスカイライン GT-Rに搭載されるS20型エンジンには、日本の飛行機屋としての、何よりもプリンス自動車としての意地と魂が詰まっています。
後のGT-RでもBNR32は全日本ツーリングカー選手権を無敗、BCNR33はル・マン24時間レースに出場、BNR34もJGTCで数多く優勝するなど、輝かしい功績や伝説を残しました。
現代になってもGT-Rを開発する日産自動車には、プリンス時代の精神をを忘れないでいてほしいです。
少し語りすぎた気がしますが、トミカの紹介に戻ります。
今回のトミカプレミアムは、2ドアハードトップの後期型で発売されました。(4ドアセダンは前期)
発売記念仕様の車体色はホワイトです。シルバーがメジャーな色ですが、白や赤もかっこいいです。
フロント
バンパーやフロントグリル、エンブレムに至るまで非常に細かい造形です。ナンバープレート・エンブレムの印刷やクリアパーツのヘッドライトも精密で、まさに実車をそのまま小さくしたような再現度です。
左側面
ウインカー、オーバーフェンダー、ドアノブの塗り分けと、フロントフェンダー・Cピラーのエンブレムの印刷がされています。これはハイクオリティー過ぎて言葉が出てこないです。
リヤ
別パーツで造形されていると思われるテールランプやエンブレムの再現があります。ナンバープレートはフロントと同じ仕様です。
車体がリアルすぎるので、マフラーの造形が少し気になります。
右側面
左側面と変わりません。スカイラインの特徴であるサーフィンラインや純正のスチール製ホイールの造形もリアルです。
上から
トランクやボンネットの深くはっきりとした造形が良いです。
左右ドア開閉
左右のドアが開閉します。
内装の再現はないそうです。(コンソールやシート、ハンドルは再現あり)
これまでのトミカプレミアムのスカイライン系の車種は全て左右ドア開閉がついています。これからもつけてほしいです。(残りはケンメリとジャパンあたり?)
裏側
「TOMICA」「ⒸTOMY 2019」「NISSAN」「S=1/61」「SKYLNE 2000GT-R」「MADE IN VIETNAM」の記載です。薄く掘られている「C20」は製造時期を表す製造刻印です。
ー総評ー
どこを見ても造形が細かく、エンブレムも全てが忠実に再現されていました。
特に、フロントグリルやテールランプ、ホイールの精密な造形や、クリアパーツのヘッドライトが特に良かったです。
強いて悪い部分を言うならば、インパネの再現がなかったことと、他が良すぎてマフラーが悪く見えてしまうことぐらいです。
発売記念仕様の入手は難しいかもしれませんが、通常仕様だけでも買っておくべきミニカーだと思います。
ー出演車両ー
・トミカプレミアム 26 日産 スカイラインGT-R (BNR32)
Gr.Aで29連勝して、不敗神話を確立ました。
初代スカイラインから開発に携わり、二代目から開発主責任者だった櫻井眞一郎さんが最後に開発に関わったスカイラインです。
ー注意ー
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