車とトミカのブログ

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【トミカ】50周年記念コレクション 01 ブルーバードSSSクーペ / 技術の日産・日本初の流れるウインカー・「男の車、ブルーバード」【ハミングウインカー】〔記事No.116 / No.116.5〕

どうもこんにちは。

また徹夜に失敗した主です。

今回は昭和を代表する名車f:id:sone0731:20191226193435j:image

ブルーバード SSSクーペを紹介!!!

トミカ50周年記念コレクション 01 ブルーバードSSS クーペ

価格(定価):700円+税(770円)

価格(購入):590円+税(648円)

購入場所:ビックカメラ

発売日:2019年12月26日(木)

スケール:1/60

アクション:サスペンション、左右ドア開閉

色:赤(スパニッシュレッド)

ここで実車について…

日産の元主力セダンで「ブル」の愛称で親しまれている「ブルーバード」。中でも、510は、斬新なスタイルのボディーと後に名機となるL型エンジンの組み合わせで、今でも高い評価を得ている。メカ面だけでなく、内外装にもタコメーター砲弾型フェンダーミラーなどのスポーティーな装備が標準設定された。

また、ラリーでは「技術の日産」を最大限にアピールして非常に良い成績を残した。サファリラリーでは総合、クラス、チームの三部門での三冠を達成し、日本やアメリカの市場での販売に大きな良い影響を及ぼした。

ブルーバード、心に残る男の車。

ダットサン ブルーバード 1600SSS クーペ

販売期間:1967年8月~1973年1月

定員:5人

エンジン:直4(OHC SUツインキャブ1.6L)

最高出力/トルク:100PS/132Nm

型式名称:KP510

エンジン名称:L16

トランスミッション:4MT

新車価格:73万5000円

その他:前ブレーキはディスク

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当時、ブルーバードはトヨペットから発売されていたコロナ「BC戦争」と呼ばれる激しい販売競争を繰り広げていました。初代から始まった戦いは310型まではブルーバードが圧勝していました。しかし、調子に乗って油断した日産が410型で敗北。技術力はあったものの、スタイルが良くなかったのが敗因だとか。

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すかさず日産は、510ブルに「スーパーソニックライン」と呼ばれるスタイリッシュなデザインを採用し、コロナに勝利しました。

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また、510ブルはモータースポーツにおいても素晴らしい成績を残しました。メキシカン1000マイルラリーで総合4位サファリラリーでの総合優勝・チーム優勝・クラス優勝の三冠を達成しました。BREダットサン510は欧州車ばかりが出場するアメリカのレースでも連勝しました。

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最近、日本で「流れるウインカー」なるものが流行っていますが、あれを日本で最初に採用したのはこのブルーバードです。「ハミングウインカー」として純正オプションとして設定されました。

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510ブルーバードは日産の歴史やアメリカの日本車市場を語る上において外せない名車です。先進的なデザインもメカも、まさに、当時の「技術の日産」の象徴でしたね。

 

510ブルーバードのCMがかっこよすぎます。2つだけ紹介させてください。


懐かしいCM 510日産ブルーバード NISSAN DYNAMIC BLUEBIRD

泥道でスタックして困っているベンツに乗る女性を、通りかかったブルーバードに乗った男性が助けるんです。

自分のコートを犠牲にしてベンツを走れるようにして、心配する女性に「構いません。気をつけて」とだけ言って走り去っていきます


男の車

こちらは、汽車に乗り遅れて困っている女性を乗せ、汽車を追いかけます。次の駅で追いつき、名前を聞く女性に対しバックを差し出し「さあ、急がないと。また乗り遅れますよ。」と言いいます。かっこよさと同時に、汽車に追いつける速さもアピールしています。

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見た目がかっこよくて、力があって、余裕があって、向かって右がフェアレディ(貴婦人)なら左はジェントルマン(紳士)といった感じですかね。ちなみに、SSSはスーパースポーツセダンの略です。

 

少し語りすぎましたが、本題の紹介に入りましょう。

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1970年のトミカということで発売されていますが、市販の通常ラインナップで発売してもおかしくないような完成度です。むしろ、塗装に高級感があるので通常のラインナップよりも良い出来になっています。

エンブレムの再現はありませんが、車体が小さめなのでしょうがないです。どうせならSSSエンブレム欲しかった…

フロント

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フロントグリルが造形されていて、フロントバンパーとヘッドライトが塗り分けされています。

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ボンネットや網の部分が造形されています。

左側面

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プレスラインやバンパー、ピラーが細かく造形されていて、シルバーの塗り分けも丁寧です。フロントフェンダーサイドウインカーは塗り分けがありません

リヤ

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バンパーの造形がはっきりしていて、テールランプの塗り分けもあります。

右側面

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左との違いは給油口の有無です。右にあります。

上から

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ボンネットやトランクの造形が良いですね。

左右ドア開閉

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ドアが開きます。伝統のアクションですね。
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内装はブラウンで、計器類がうっすらと造形されています。

裏側

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シャーシが水性塗料で塗装されているため、何も映りません。

上から「TOMICA」「ⒸTOMY NO.1」「NISSAN  S=1/60」「BLUEBIRD SSS   2009」「MADE IN VIETNAM」の記載です。40周年記念のときに作られた金型を流用しているものと思われます。

ー総評ー

プレスラインの造形が細かく、バンパーやテールランプ、ピラーの塗り分けがありました。しかし、エンブレムの再現が無く造形がはっきりしていないので、リアルさよりもトミカ感が重視されたトミカでした。塗装が良いので、少し高級感を感じました。「昔のトミカの復刻みたいなもんだから」ってのを理由にコストダウンしているように思うのは僕だけでしょうか…

510ブルが好きということもありますが、色合いが気に入ったのでお気に入りミニカーに認定します。

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随分前に紹介したホットウィールのブルーバードの記事です。何だかんだでこのブルーバードが一番気に入ってるかも。 

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